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令和6年度 シルクおかや次世代担い手育成プログラム 参加者募集(募集を締め切りました)

〇募集内容等
≪定員≫10人程度
≪対象者≫成人の方(居住地は問いません)
※桑園での畑仕事ができる方、カイコの世話ができる方
※年間を通じ、できる限り全日程への参加を考えている方
※実施場所に各自で直接集合いただく場合がありますので、鉄道、タクシー等をご利用の方は、事前にお知らせください。
※博物館では当プログラム活動の様子を報道、SNS等で発信していきますので、メディアによる取材、撮影等にご協力をお願いします。
≪実施場所≫三沢区民農園、宮坂製糸所、岡谷絹工房、岡谷蚕糸博物館
≪受講料等≫参加料年額5,000円、傷害保険料年額800円
≪募集期間≫ 3月11日(月)9時~ 定員になり次第終了
≪申込方法≫電話にてお申込み、氏名、住所、連絡先等を登録する
※お申込み先:岡谷蚕糸博物館 電話 0266-23-3489

スケジュール等詳細は下記、実施要項をご覧ください。

「シルクおかや次世代担い手育成プログラム」は、岡谷蚕糸博物館(市ブランド推進室)主催による、岡谷シルク推進事業の一環である「蚕糸業の歴史文化の伝承」のための「知識」と「体験」を主軸とした教育プログラムです。

このプログラムでは、養蚕から生糸の製造、そしてファッションやものづくりの分野での製品化に至るプロセスへの理解や興味を深め、将来、シルクの魅力を発信する人材や、研究者、技術者、起業家等としてシルク産業の発展を担う人材の育成を目的としています。

三沢区民農園でのカイコの飼育(養蚕)から宮坂製糸所での製糸体験、おかや絹工房での機織り体験を通して自分だけの岡谷産シルクストールを作りませんか??

 

自らまゆをつくり、つくったまゆから糸をとり、とった糸を自分で染めて機織りをすることで自分だけのストールができあがります。
こうした一連の体験を通して、ものづくりの楽しさ、シルク岡谷の産業を体感いただき、歴史文化の伝承に寄与いただければ幸いです。

 

 

皆様のご参加、お待ちしております!!

令和6年度担い手育成プログラム実施要項(募集用)

【お申込み・お問合せ先】

  • 岡谷蚕糸博物館 〒394-0021 長野県岡谷市郷田1-4-8
  • TEL 0266-23-3489  FAX 0266-22-3675
  • この博物館ホームページのお問合せフォーマットからもお申込みいただけます。

 

令和6年3月の休館日

令和6年3月の休館日は以下のとおりです。

お出かけの際に、今一度ご確認ください。

【博物館休館日】

 6日(水)
13日(水)
21日(木)
27日(水)

 

ご来館の際にはご確認をよろしくお願いいたします。

ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

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岡谷蚕糸博物館の情報

★休館日 毎週水曜日(その日が祝日の場合は開館)

祝日の翌日・年末年始(12/29~1/3)

その他臨時休館あり

★開館時間 午前9時~午後5時

製糸工場は、午前9時~正午、午後1時~午後4時

【令和5年度 企画展】「岡谷シルク展」~新しいシルク文化が生まれるまちへ~関連イベントについて

「岡谷シルク展」~新しいシルク文化が生まれるまちへ~の企画展会期中に実施するイベントのご案内です!!

  • 繭人形作り「諏訪湖スワン」ワークショップ

日時:令和6年3月23日(土)
午前の部 9時30分から11時まで
午後の部 13時から14時30分まで
会場:岡谷蚕糸博物館 きぬのひろば
定員:午前、午後、各30名(要事前申し込み)
参加費:300円

  • ギャラリートーク(展示品解説)

日時:令和6年4月13日(土)10時から11時まで
会場:岡谷蚕糸博物館 企画展示室
定員:30名(要予約)
参加費:入館料が必要です

0266-23-3489までお申し込み又はお問合せください。

 

製糸業と岡谷市歌

 

先日、岡谷市民病院に電話をしたときに、保留音が「岡谷市歌」のメロディだと気づきました。小学校で歌って以来、数十年経っていますが、メロディを聞きながら「だ~いお~か~や~」と口ずさめる自分に驚きました。

岡谷市歌は一般公募264点の中から選ばれ、昭和24年11月3日制定されました。作詞・小浜梅窓(おばま ばいそう)、修補・尾崎喜八、作曲・堀内敬三です。歌詞は五番までありますが、ここでは一番をご紹介します。

 

朝日かがやく諏訪の湖(うみ) 富士の上漕ぐ釣舟と

いにしえびとの讃えたる 真澄(ますみ)の水の幸うけて

生糸のほまれ内外(うちそと)に とどろく都 大岡谷

 

子どものときは、人口が6万人ぐらい(昭和50年代)の普通の街なのに、「生糸のほまれ内外に とどろく都 大岡谷」なんて大げさだなぁと思っていました。しかし生糸生産の最盛期であった昭和初期には日本全体の11%もの生糸を生産し、海外からは「シルク岡谷」と呼ばれていた歴史を学ぶと、この歌詞は大げさどころか、事実そのものだなぁと思います。

ちなみに、岡谷市歌を保留音にしている岡谷市民病院は、明治43年に製糸業者が共同出資して従業員やその家族の診療を主とするためにつくられた「平野製糸共同病院」を前身としています。身近な歌をもう一度見直すことで、製糸業で栄えた地元の歴史の再発見になりました。

 

 

 

 

令和6年2月の休館日

令和6年2月の休館日は以下のとおりです。

お出かけの際に、今一度ご確認ください。

【博物館休館日】

 7日(水)
13日(火)~14日(水)
19日(月)~21日(水)
28日(水)

ご来館の際にはご確認をよろしくお願いいたします。

ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

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岡谷蚕糸博物館の情報

★休館日 毎週水曜日(その日が祝日の場合は開館)

祝日の翌日・年末年始(12/29~1/3)

その他臨時休館あり

★開館時間 午前9時~午後5時

製糸工場は、午前9時~正午、午後1時~午後4時

【ものづくりフェア2024のご案内】終了しました。

令和6年2月3日(土)に「ものづくりフェア2024」を開催します!!
今年度も「ものづくり」を通じた体験がお子様の学びの場となり、ものづくりの楽しさ、モノを大切にする心、尊さなど、ものづくりへの探求心や愛着を深めていただくべく、 市内4か所の会場にて、ご家族で楽しめるワークショップを実施します!
 岡谷蚕糸博物館では、まゆ工作体験(事前予約制)にて、まゆ人形つくり、糸を使ったブローチづくりを実施します。是非ご家族でおいでください♪
 会場ごとの詳しい体験内容は下記URLを参照ください。
開催日:令和6年2月3日(土) 10時~16時
会場:テクノプラザおかや
   イルフプラザ3階
   カルチャーセンター
   市立岡谷美術考古館
   岡谷蚕糸博物館 シルクファクトおかや
お問合せ:テクノプラザおかや
TEL:0266-21-7000
FAX:0266-21-7001

【新年あけましておめでとうございます🎍】

【謹賀新年🎍2024】
新年おめでとうございます。
本年は岡谷蚕糸博物館開館60周年、リニューアル10周年の節目の年となります。
岡谷で製糸業に携わってこられた方々の想いから建設された当館。この60年間、沢山の市民の方々をはじめ、世界中からの来館者に支えられてきました。
この1年、皆様に感謝の想いをお伝えしていけるよう、職員一丸となり取り組んで参りたいと思います。
本年もよろしくお願い申し上げます。

【仕事納め ~2023年もご来館いただき、ありがとうございました!!~】

本日12/28(木)、岡谷蚕糸博物館-シルクファクトおかや-は令和5年の仕事納めの日です。
12/26(火)には年末大掃除と敷地内の桑の木剪定、落ち葉拾いを実施しました。
1年間の感謝の気持ちを込めて、髙林館長と日岐ブランド推進室長を筆頭にピカピカに!!これで気持ちよく年越しできそうです。

さて、今年1年の名場面を写真で振り返ってみました✨
本年も多くの方に当館にお越し頂き、また関連イベントにご参加いただき、ありがとうございました。
2024年は蚕糸博物館開館60周年、リニューアルオープン10周年の記念すべき年です!特別な企画展、様々な催しを計画中ですので、是非楽しみにお待ちください。
新年が皆様にとって素敵な1年になりますよう、心よりお祈り申し上げます。よいお年をお迎えください。
年明けの開館は令和5年1月6日(土)からです。
公開中の企画展 東京農工大学科学博物館連携展「フランス式・イタリア式・そして諏訪式へ~VRでよみがえった葵町製糸場~」は、2月18日(日)まで開催されますのでお見逃しなく!
以下、年末年始休業日
蚕糸博物館 令和5年12月29日(金)~令和6年1月3日(水)
宮坂製糸所 令和5年12月27日(水)~令和6年1月5日(金)

令和6年1月の休館日

令和6年1月の休館日は以下のとおりです。

お出かけの際に、今一度ご確認ください。

【博物館休館日】

 1日(月)~3日(水)
9日(火)~10日(水)
17日(水

24日(水)
31日(水)

ご来館の際にはご確認をよろしくお願いいたします。

ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

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岡谷蚕糸博物館の情報

★休館日 毎週水曜日(その日が祝日の場合は開館)

祝日の翌日・年末年始(12/29~1/3)

その他臨時休館あり

★開館時間 午前9時~午後5時

製糸工場は、午前9時~正午、午後1時~午後4時

脱皮殻コレクション

脱皮をする生き物ってどれくらいいるのでしょうか?セミやカブトムシの抜け殻は、小学生の宝物ですね。ヘビの抜け殻をお財布に入れておくと金運に恵まれる、なんて話もあります。

そして、お蚕さまも、脱皮を4回繰り返しながら体を大きくしていきます。

ある日の朝、カイコふれあいルームをのぞくと脱皮殻が残されていました。小さな子供が脱ぎっぱなしにしたズボンのように、クシャクシャとした脱皮殻もあれば、美しく整然とした脱皮殻もあります。

画像は4齢から5齢に成長した時の脱皮殻です。なんて美しい!背中側には眼状紋、半月紋、星状紋、そして尾角までがしっかりと残されています。

腹側から見ると、3対の胸脚部分はクシャっとなってしまい分かりにくいのですが、4対の腹脚、1対の尾脚はしっかりと確認できます。

体の左右を走る黒い線は、体全体に空気をいきわたらせる気管のあとです。そして、ポロリと落ちている小さな丸い殻は、頭の部分の脱皮殻です。

どんな生き物も、脱皮の前後が一番無防備で、敵に襲われる危険があります。人間が手厚く育てるお蚕さまにとっても、脱皮は命がけの大仕事。脱皮に失敗して死んでしまうお蚕さまもいるのです。

そんな気持ちで脱皮殻を見ると、なんだか我が子が無事成長していく姿をとどめたアルバムを眺めている気分になりました。